財団について

理事長挨拶

 当財団は、神田通信工業(創業者:故渡辺勝三郎氏)の株式を以て、昭和57年(1982年)7月1日に設立され、令和4年の本年、創立40周年を迎えました。
 平成23年6月1日には新公益法人制度の下で一般財団法人へと移行しましたが、設立以来40年間に亘って、新技術の振興を図り、社会・経済の発展と福祉の増進に寄与することを目的として科学技術に関する調査・研究及びこれらの助成・奨励を行ってきています。
 この40年間、内外における社会経済情勢、当財団の財務状況等は、その時々で大きな変化をしてきましたが、武安義光前理事長をはじめ歴代の役員及び評議員、並びに関係の皆様のご支援ご協力により、事業活動を続けてくることができました。
 温暖化対策、エネルギー対策だけでなく感染症パンデミックへの対策など地球的規模の課題がますます重要となり世界が大きな変革の時代を迎えています。当財団もこのような新しい時代の動きに対応しつつ、今後とも財団の目的に沿って業務を実施し、役割を果たしていく所存です。

 今後も当財団に対して、引き続きご指導、ご鞭撻賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(一財)新技術振興渡辺記念会
理事長 高木 喜一郎