2020年9月25日

科学技術調査研究助成事業の令和2年度下期の助成課題を決定しました。

当財団では、大学、研究機関、公益的な調査研究団体等に所属する研究者・技術者を対象として、科学技術に関する政策の立案・推進、社会経済との関連、コミュニケーション、人材育成、発展動向等に関する調査研究を助成する「科学技術調査研究助成」事業を行っています。

審査が終了し、令和2年9月25日に科学技術調査研究助成事業の令和2年度下期の採択課題が決定されました。採択件数は12件(別表参照)、助成金額の総額は23百万円です。

令和2年度下期の科学技術調査研究助成採択課題

課題名 申請者 所属組織名
プレプリントサーバーを活用した未査読学術論文の公表と活用:動向および認識の探索 井出 和希 京都大学
熱電発電システムを用いた独立電源型センサーの実現性に関する調査研究 桑折 仁 工学院大学
未利用バイオマスのマテリアル化/エネルギー化と技術競合回避による効率的利活用 合田 公一 山口大学
宇宙での哺乳類繁殖の可能性を探る研究動向調査 若山 照彦 山梨大学
ウイズコロナ社会後の人と機械の共生の在り方に関する科学技術の発展動向 野中 洋一 (公社)日本工学アカデミー
米中のデカップリングによる中国の科学技術への影響と日本の対応への示唆 林 幸秀 (公財)ライフサイエンス振興財団
SDGs達成に向けたデータベース構築のための大学等研究成果の調査 久留島 守広 (公財)全日本科学技術協会
科学技術庁政策65年史――統合までの45年、統合後の20年の調査研究 國谷 実 (一財)総合科学研究機構
生体三次元顕微鏡画像解析における情報科学研究者との連携調査と学際人材の育成 太田 啓介 (認定NPO)綜合画像研究支援
センサーネットワークによるCOVID-19対策技術の現状と展望に関する調査研究 橋田 秀昭 (一社)科学技術と経済の会
「政策形成における数理モデルの利用:新型コロナウイルス感染症への対応を事例として」 依田 達郎 (公財)未来工学研究所
世界から見た日本のサイバーセキュリティ人材育成を担う、アカデミー機関の在り方 太田 現一郎 第三セクター・(株)横須賀テレコムリサーチパーク