2018年9月28日

科学技術調査研究助成事業の平成30年度下期の助成課題を決定しました。

当財団では、大学、研究機関、公益的な調査研究団体等に所属する研究者・技術者を対象として、科学技術に関する政策の立案・推進、社会経済との関連、コミュニケーション、人材育成、発展動向等に関する調査研究を助成する「科学技術調査研究助成」事業を行っています。

審査が終了し、平成30年9月28日に科学技術調査研究助成事業の平成30年度下期の採択課題が決定されました。採択件数は15件(別表参照)、助成金額の総額は31百万円です。

平成30年度下期の科学技術調査研究助成採択課題

課題名 申請者 所属組織名
研究者倫理教育における倫理的判断力の測定と効果的な教育方法の探索 野内 玲 信州大学
大学教育と実務のギャップ解消を目指す機械工学実習型教育刷新のための調査研究 原 進 名古屋大学
震災復興事業から見た産学官連携システムの事例研究 ~三陸・釜石地域を中心に~ 佐藤 暢 高知工科大学
ICTの発達等の環境の変化に対応した障害者就労を実現する農福連携に関する調査研究 作田 竜一 宮城大学
環境発電を利用した防災減災用センサーの実現可能性に関する調査研究 桑折 仁 工学院大学
エビデンスに基づく政策立案に関する創造的方法論に関する調査研究 小林 信一 (公社)日本工学アカデミー
支払手段の電子化イノベーションに関する調査研究 小野 昌之 (一社)科学技術と経済の会
生体試料構造解析のためのクライオ電子顕微鏡法の現況と将来展望に関する調査研究 光岡 薫 (NPO)綜合画像研究支援
「科学技術交流のHUB拠点の構築と人材交流倍増」に関する研究 並木 徹 (一社)技術同友会
わが国の原子力分野人材確保策の現状と課題および課題解決の方向に関する調査研究 宮下 永 (公財)未来工学研究所
ICTイノベーション創出に向けた地域の中小企業へのAI・IoT技術の実装のための調査 小澤 昌之 (公財)全日本地域研究交流協会
アジア地域における宇宙技術を用いた海洋観測実態と非政府監視ツールの活用可能性調査 小林 功典 (一財)日本宇宙フォーラム
精密農業を支えるスマートマテリアル・システム技術に関する調査 渡邊 雄二郎 (一社)未踏科学技術協会
デジタルものづくりの新しい手法を活かした中堅・中小企業の取り組みに関する調査研究 朴木 秀明 (一社)新技術協会
エネルギー教育プログラムの社会実装-高専教育課程及び社会人討議への応用- 栁下 正治 (一社)環境政策対話研究所